こんにちは青蛙です。
今回の記事では昨年に行ったアルゼンチンの治安および南米で治安が悪い国について書かせて頂きます。
私は過去に2回アルゼンチン旅行に行きました。
一回目は嫁と、二回目は一人で。
感想です。
日本では強盗やスラム街が多いと聞いてとても不安だったが全然、身の危険を感じなかった。
また二回目の旅行では、現地のアルゼンチン人の友人、その友人のコロンビア人の彼女にいろいろ教えてもらいました。
※今回の記事の情報源は彼ら、彼女らです。
アルゼンチンの友人に
「アルゼンチンの治安は大丈夫なの?」
と聞いたら、回答は
友人「大丈夫だよ、ただスリは多いから、観光客は気をつけないとね、あとスラムには絶対行かないでね、命は保障されないよ。人気のない路地にも入っちゃだめだよ。細い路地には、スリや強盗のグループがたまにいるから、前後からはさまれて強盗にあうよ。」
友人「でもちょっとに気を付けて、財布、携帯にちょっと気を配ればアルゼンチンは危険じゃないから住みやすいよ。」と
日本でのアルゼンチンのイメージとはだいぶ違っていました。
アルゼンチン旅行をした2回ともスリにも強盗にもあいませんでした。
警戒をし、危険なエリアは避けていたからかもしれません
ですので今回の記事では
- アルゼンチンの治安事情
- アルゼンチンの危険な地域
- 南米の治安の悪い国
について書かせて頂きます。
これからアルゼンチン旅行、南米旅行をされる方の参考になれば幸いです。
目次
アルゼンチンの治安について
下の図は外務省の危険度を表したMAPです。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcareahazardinfo_21.htmlより引用
アルゼンチンですがレベル1の黄色部分がほとんどなく真っ白です。
ちょっと黄色いのはおそらく首都ブエノスアイレスです。
ここで言えることはアルゼンチンは世界的に見てそんな危険ではないということ。
むしろ南米ではとても安全な国です。
周辺のウルグアイ、パラグアイも治安は悪くないようです。
スラム街の印象は強いが、財布、携帯をちょっと気にして警戒し、危険な地域に行かなければ楽しく旅行できるということかもしれません。
ピストルの販売もアルゼンチン国内ではされていません。
それもあってほかのラテンアメリカ諸国に比べればアルゼンチンは、比較的安全のようです。
ただスラムやヤバイ地区はヤバイ!!
スラムや治安が悪いエリアはまさに見るからに治安が悪そうです。
乗り捨てられた車、荒れた汚い道、不規則に建てられた建物、見れば一発でヤバイ!!と感じる外観です。
なぜかスラム街ではピストルの販売もされていますし、保持している人も少なくないようです。
写真を参考にしてください。
もちろん私も行ったことは一度もありません。
アルゼンチンのスリとスリの多い地域とは
アルゼンチンのスリの種類と特徴です。
- 通常のスリ リュックやポケットから財布、携帯をスル人 観光スポットに多数。
- サッカー強盗 レストランで路上に面したテラス席の荷物を対象としたスリ、強盗。荷物を蹴り近くの仲間がキャッチして強盗を行うグループ
- ケチャップ強盗 アルゼンチンでは有名。荷物に臭い液体をかけてくる。観光客が異臭に気付くとグループの一人が優しく話しかけ、話している間に他のメンバーが貴重品を奪う。
- 首絞め強盗 写真を撮っている際、後ろから近づき首を絞めパニックになった際に強盗を行う。
- 強盗 アルゼンチン人もだがペルー人、ボリビア人と外人が行うケースも多数。人気の少ない路上でたむろっているグループを見たらなるべく近づかないこと。ナイフやピストルをもっている人もいるので要注意。もしあったら刺激しないで全額お金を渡した方がよい。
大きく分けるとこんな感じです。
また首都ブエノスアイレスのスリの多い区域ですが主に観光客の集まる場所には多いです。
下のMAPを参考にしてください。
番号を振ってあるのが主な観光スポットです。
- ①オベリスコ
- ②フロリダ通り
- ③コロン劇場
- ④エルアテネオ
- ⑤レコレータ墓地
これに加え真ん中の赤丸オベリスコ、上の赤丸レティーロ駅にもスリ、ケチャップ強盗は多いです。
アルゼンチン首都のブエノスアイレスのシンボル的存在のオベリスコ。
特にオベリスコ周辺は観光客が多く観光資源が集中しているので周辺はスリ、ケチャップ強盗が多いといわれています。
「写真を撮るよ。」
と優しく声かけてくる人にも注意が必要です。
スリかもしれません。
またレティーロ駅もスリが特に多いようです。
レティーロ駅は日本でいうと東京駅のような大きな駅です。
友人は
「レティーロではスリが多いから財布を人から見える場所に置いたり、歩きスマホは絶対にしないほうがいいよ。」
と、
歴史ある美しい駅なのでゆっくり歩いて写真も撮りたいですがスリスポットのようです。
またレティーロ駅近くの知らない道の散策はおすすめしません。
なぜならビジャ31という巨大なスラムがあるからです。
※写真を参考にしてください。
こちらは上からのビジャ31の写真。
上の高層ビル群、道路をはさんで下の無秩序な家がなんんとも対照的。
真ん中の線路がレティーロ駅なんで本当に駅からすぐのスラムです。
ウルグアイ人、パラグアイ人が住んでいる駅近スラムです。
左のバスターミナルがスラムへの道の入り口のようです。
バスターミナル付近は要注意です。
あまり危険じゃないらしいですが、近づかないのが一番です。
アルゼンチン旅行で迷い込んでしまう方も少なくないスラムです。
要注意です。
ビジャ31の記事も書いてあるので良かったら参考にしてください。
強盗多発エリア ボカ地区とコンシトゥシオン駅
アルゼンチンでとても有名なボカ地区とその美しさで有名なコンシトゥシオン駅。
ですがこの二つはスリはもちろん強盗多発エリアでもあります。
まずはボカ地区を紹介。
ボカ地区といえばカラフルな街並みカミニート。
カラフルな街並み、タンゴレストラン、お土産屋かなり充実していますね。
またアルゼンチンで最も人気のあるチーム、ボカジュニアーズの本拠地ボンボネーラ!!
ボカ地区の2大観光スポットです。
カミニートとボンボネーラはかなり近いです。
3ブロック先ぐらいしか離れていません。
徒歩7分以内ぐらいでした。
地図を参考にしてください。
赤線が私が歩いた道、下の青がカミニートです。
強盗が多いのがこのボンボネーラとカミニートの間!!
ボカ地区はそもそも労働者階級の街です。
ボカ地区自体あまり治安はよくありません。
カミニートとボンボネーラには観光客が多く強盗がいそうな雰囲気はありません。
ただ午後2時を過ぎるとお土産屋も閉まり一気に道もボンボネーラ付近も人気がいなくなります。
行く時間帯、そしてカミニート、ボンボネーラに行く道は要注意が必要です。
こちらをじろじろ見ているげ現地人のグループには近づかない。
写真をゆっくりとっていて警戒心が落ちると首絞め強盗にある可能性もあります。
気を付けてください。
次に紹介するのが観光エリア、歴史的な建造物として有名なコンシトゥシオン駅。
先ほど紹介したレティーロ駅とならびブエノスアイレスではとても大きい駅です。
ですがこのコンシトゥシオン駅の付近めちゃくちゃ治安が悪いです。
友人いわく、強盗にあう確率はかなり高く、レティーロ駅とは比較にならないぐらい強盗が多いみたいです。
下はコンシトゥシオン駅のグーグルMAP。
細い路地には座り込んでいるグループが多数おり、観光客がちかづいた途端囲まれて現金を奪われてしまうことは日常のようです。
Youtubeでアルゼンチンの危険な地域を紹介しているよい動画を見つけました。
参考にしてください。
5:51でコンシトゥシオン駅と強盗にあってしまった人が紹介されています…
強盗に万が一あってしまった場合、刺激はせず現金は潔く渡しましょう。
アルゼンチンの危険地区はどこ
アルゼンチンの危険な街も紹介します。
恐らく観光客の方は行かない思います。
というか絶対いかないでください。
有名な街としてはバホフロレス(フエルテアパッチェ)、ビシャ31、ビシャ1-11-14があります。
有名なサッカー選手カルロステベスはフエルテアパッチャ出身です。
ちなみにテベスもかなりインディオの血が濃いです。
つまり白人の多いブエノスアイレスでは珍しく、移民やペルー、ボリビア系の血も含まれているかもといことです。
ペルー、ボリビア人が住んでる地区はあまり治安は良くないようです。
後で紹介しますがペルー、ボリビア、麻薬産地出身の人たちは麻薬を持ち込むらしいです。
ただアルゼンチンの麻薬組織やスラム街の住人の武器は持っててピストル程度のようです。
ブラジルのファベーラだとマシンガンやロケット砲ももっているという噂が、、、
ペルー、ボリビア人の簡単な見分け方です。
アルゼンチンはヨーロッパ系の血が濃く、俗にいう白人系の顔です。
私は人種差別をするはありません。
良いペルー人、ボリビア人もたくさんいます。
ですが身の危険の視点から記載いたします。
特徴は身長がちっちゃい。
白人の顔立ちとは違い、インディオの血が濃い、黒毛、黒い瞳、浅黒い肌、鼻の高さほりの深さが白人よりない、です。
サッカーボリビア代表当で調べると何となく分かると思います。
南米の治安の危険な国と、安全な国の差
ここでは南米の危険な国と危険じゃない国の差を紹介します。
最近の南米で断トツで危険な国がベネズエラです。
政情不安、ハイパーインフレが常に問題となっています。
治安も悪化し、毎年20000人近いベネズエラ人がアルゼンチンに職と安全を求め移民として来ているようです。
またチリも政情不安で治安がよくないようです。
それに加えここ数年常に危険な国は、ブラジル、ペルー、ボリビア、コロンビアです。
下の地図をご覧ください。
治安の悪い国は共通点があります。
上の地図の左側の茶色い部分はアンデス山脈です。
アンデス山脈は麻薬の産地としても有名です。
つまり麻薬の産地は危険です。
先ほどあげた国ですがブラジルはケシですが、残り三ヶ国はコカインです。
麻薬は一説にはアンデス山脈の高山病の治療として、500年以上前から栽培しているようです。
つまり麻薬の産地か、産地かないかで、治安は大きく異なるようです。
またブラジルは地理的にも麻薬の産地と近く、移民の規制もあまり厳しくないので薬が多くはいってきてしまうようです。
南米の大国でもありおそらく麻薬の市場が大きいと影響もあるかもしれません。
ブラジルのスラム街、通称ファベーラでは、麻薬組織が常におり、麻薬売買がされています。
麻薬や、お金欲しさに警察や政治家、現地人が麻薬組織と取引します。
ファベーラの麻薬組織は軍隊並みもしくは軍隊を凌ぐ装備を持ってるようです。
しかもスラム街の住人も麻薬、お金欲しさに麻薬組織に傭われています。
よそ者が近づいたらすぐに下っ端の奴らに通報されて、ヤバイ方たちがでてくるようです。
道に間違え、ファベーラに迷い込んだ観光客が殺害されることも珍しくはないようです。
アルゼンチンでは常識のようです。
旅行される方は移動はタクシー、知らない道は行かない、人、観光客が多い場所にいることを心がけましょう。
まとめ アルゼンチンでスリ、強盗にあわないためには
「アルゼンチンの治安は安全か?南米の治安の悪い国とは 男一人旅のアルゼンチン旅行」について書かせて頂きました。
皆さんいかがでしたでしょうか。
アルゼンチンは識字率が高く、やはり殺人強盗は強盗する側も嫌なようでスリが多いらしいです。
ただヤバイ人には会わないのが一番、、、下記を心かけてください。
- 人気のない道には行かない
- スラムには行かない
- 観光地は、スリが多いので要注意
- 財布は後ろポケットでなく、前のポケットへ
- スリは複数人で連携してきます。よくあるのが、ケチャップ強盗、臭い液体をかばんにかけてきて、ひるんだすきに違う人がかばんを盗む、またやさしく声をかえてきて、注意がそれた時に、他の人がかばんを盗む。
- 万が一、強盗にあったら刺激しないでお金をわたしてください、彼らは現金を好みます。命は、お金より大事です。
社会人になってから海外旅行をして日本の安全さがよくわかりました。
ただちょっと注意すればスリも強盗も避けられます。
この記事がこれからアルゼンチン、南米を旅行される方の役に立てたら幸いです。
最後まで読んでくださった方本当にありがとうございます。